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昨日のその時間、自分は某施設の中にいたのですが
とりたてて黙祷の時間も設けられず、いつもと同じような雰囲気、
いつもと変わらないような喧騒、いつものように人が流れていくだけで
ぽつねんとひとり目を瞑る自分のほうがたぶん浮いてるんだと。
あえて普段と同じように過ごすのをよしとする人もいるし
1年目という節目に自分の中でなんらかのけじめをつけたいと思う人、
行動する人、ひとそれぞれでいいと思います。
でも『絆』って言葉は『ファッション』じゃない。
この言葉をありがたく噛みしめて喜ぶ人がいる一方で
苦々しく思う人がおそらくいることも忘れないで欲しいです。
『続き』は書いてありますが
なんというか…、放射能について心配する方とか
行政の対応についてなどの話に興味のない方とかは
あまり読まないほうがいいかもしれません…^^;
積算線量計で計測中…という記事は以前載せたことがあると思いますが
およそ1ヶ月間のデータが出ました。
空間線量はもちろん地域によってかなりのばらつきがあるのですけど
自分の行動範囲ははだいたい0.3から1.2くらいで推移してます。
ほぼ屋内メインで過ごした場合の1ヶ月の積算線量は
こんな感じです。
もちろんこの県から遠ざかれば遠ざかるほど空間線量は低くなっていきますし
積算線量もおそらくこの10分の1程度になるんじゃないでしょうか。
ざっくり計算になりますが
年間の積算線量は
『測定値』÷『測定した日数』×365(1年間)
となります。これに当てはめると
『年間およそ1.1』
という数字が出てきます。
事故前の政府が指針として出していた数値が年間1mSv。
現在は年間20mSvに引き上げられてます。
危険エリアにいるわけじゃないんですよ?
もちろん機器が壊れてるわけでもないです。
年間の積算線量ざっくり計算でいくと
『年間およそ8.2』
前述のデータの約8倍…@@
普通に生活して普通に屋外で仕事して…のデータです。
でも年間20mSv以下なんだから、ということで
おそらく行政は何もしてくれないでしょう。
データは自治体に提出してますが、たぶん何のアクションもないと思います。
自分が知らない、知らされてないデータはたくさんあります。
施設やサービスの復興は目で見ることができますし
正常化するのはとてもありがたいです。
(震災後のあの大混乱を経験すれば『当たり前であること』が
どんなにありがたいことであるか身にしみて感じますよね)
でも自分にとっての『復興』はおそらく死ぬまでないんだろうなと
ちょっとペシミストになってしまいます。
人口流出が続き、嘆かれていますが、自分にもし小さな子供がいたら…
やっぱりここに住みたいとは思わないです。
なんというか…あとは自分自身は死ぬだけなので過敏に反応することもなく
ある程度気にしながらも食物を摂取して生活してそれでいいか、と。
あぁ、ただ手切れ金という名の見舞金8万円(笑。画像参照)など要りませんから
データ蓄積のための定期的検診と治療費はせめて無料にして欲しいですね。